
2008年2月20日(水)に、シカゴ日本人学校中学部の平和学習授業の一環として、シカゴ・トリビューン紙のスタッフ・フォトグラファーである高橋邦典氏をお迎えし、講演会を行いました。高橋さんはイラク戦争でアメリカ軍に従軍し、戦争を取材されました。高橋さん自身がそこで見たり、感じたことを熱く語ってくれました。改めて戦争と平和について考えることができました。

講演会では、戦争についていろいろ教えていあただきありがとうございました。私が高橋さんの話を聞いて思ったことはたくさんあります。その中で一番思ったことは「戦争をした後残るものは、悲しみだけじゃないか。」でした。たとえ戦争が終わっても、大切な人を失った人の心の傷は一生残るし、自分の家は爆弾などによって崩壊していたりと、戦争をしても何もいいものは残らないじゃないか、と思いました。だから戦争はすごく無意味なものだと私は高橋さんの話を聞いて感じました。
現在の日本の憲法を変えるという話について思ったことは、私も日本が自衛隊を他の国の戦争に送ったりするのは反対です。同じ日本人の人が人を殺したり、殺されたり・・・。無意味な争いはやめてほしいです。高橋さんが言っていた「イラク人の人達は日本人が好きだ」という印象をこれからも変えたくはないと思いました。高橋さんのおかげで改めて戦争について深く考えさせられました。ありがとうございました。(S.K)
<生徒の感想>
今日はお忙しい中、僕たちのために学校に来てくれてありがとうございました。ちょっと個人的な話になるのですが、僕は歴史が好きで、特にその中でも、戦争と結びつく出来事などに興味を持っています。それで、高橋さんの言った「スイッチを押す人は、その後の人の顔を見れない(知れない)。」という言葉は、戦争を身近に感じれていない僕にとってはとても大きな言葉でした。何故なら、僕みたいな人は、ゲームくらいでしか戦争を知れないからです。ゲームでは目の前の敵を倒していけばクリアとなりますが、現実は敵でもない民間人の命さえも奪うことになります。無論、ゲームの中では民間人なんて登場しませんので、戦争に対する見方は、実際の体験者と比べれば全く違うものになると思います。その全く違う見方というのは、僕のようなといっても様々ですが、少なくとも僕は戦争についてこう考えます。戦争とは仕方のないことだと思います。仕方ないの一言で流せることではないということはわかっています。しかし、実際あちこちに戦争という名の花を咲かせる種は落ちていると思います。その種たちだって既に実をつけて、あと一歩の所まで来てるかもしれません。日本は過去に太平洋戦争で負けて、誰もが平和を望んだはずなのに、60年ちょっと時が流れただけで、再び戦争をしようとしています。つまり、平和がわからなくなってきているのではないかと思います。平和とはどういうことなのか?と聞かれたら、おそらく8割くらいの人が答えられないと思います。(日本人は)。それが10割に達してしまった時に戦争が始まってしまうのではないかと思います。それで、高橋さんのような平和について理解してる人が子供達に今日のような講演会を開いて下さるということは、将来の日本、もしくは、将来の世界をも平和へ導くのではないかなと思います。感想文と呼ぶには、ほど遠いいものとなってしまいましたが、今日の講演会は絶対に忘れずに生きていきます。本当にありがとうございました。(J.M)


